60日ごとにある庚申日の庚申待ち

人の体内に入る三尸と呼ばれている虫が庚申の日の夜人が眠るとこの虫が体内から抜け出しその人の行状を天帝に知らせに行く。
知らせを受けた天帝は、行いの悪い人の寿命を縮めてしまうと言う。
長生きしたければ三尸の虫が、天帝の所へ行かないように庚申の日は、1日中眠ってはならない。

お供え物をし、米や野菜を持ち寄って徹夜で飲食歓談をし、
又この場は講中のいろいろな相談
農作業の知識技術研究、

又、無尽の集まりでもあり信仰と相互扶助の両方を兼ね備えていたのであります。

この日は、特にいつもより人に優しくしてください。

庚申様は、月のものや出産の汚れをきらうとさせています。

 

ラッキーフードは、蒟蒻です。

庚申日に願い事を念じながら北を向いて黙して食すと願い事が成就する頭痛が収まると言われ庚申日にはつきものとなっているのだそうです。

 

合掌